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zoom RSS No.1 「国」を考える〜「愛国心」の強制〜

<<   作成日時 : 2011/05/20 01:25   >>

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 「国」を考える上で様々な考察がなされてきた。

 最低限、「国」を「支配層」と「被支配層」に分ける単純な二元論は今尚有効と考える。

 「公権力の座にある者」「何ら公権力を有しない者」

 更には『「現代社会に置ける準権力たる莫大な貨幣」を有する者』「有さない者」とも明確に区別する必要性がある。

 というのも現代社会における貨幣は、支配の道具と生り得る程、物神性を高めているからだ。

 貨幣の物神性の問題は後に触れるとして、

 現代進行形で進む中東の独裁国家で連鎖的に起きている民衆革命を見る上で、「権力の座から引きづり降ろされる権力を独裁してきた特定の政権・人物・政党・宗教団体・・・」「権力の座から引きずり下ろした民衆」とを明確に分けて見なければならない。

 明らかに支配と被支配との関係性を見る事は不可避だ。

 また近隣の中国、北朝鮮、ロシア、韓国国内においても権力の集中化は見出せる。 


 先日、大阪府知事橋本や橋本率いる大阪維新の会は、「君が代」斉唱時に起立させる事を公立の教員を強制する法案を可決させる予定で、府知事橋本は起立しない教員を辞めさせる仕組みを検討するというニュースが入ってきた。

 多くの人達の中には『「愛国心」を持つ事は当然であり、「日の丸」「君が代」を拒否する事はけしからん』という考えを持っているだろう。

 しかし、少し待って欲しい。

 「愛国心」という言葉の「国」とは何かを見極めないと、為政者の支配の罠に陥る事となる。

 現在の最も理想的な政治形態、統治形態として民主主義の論理が挙げられるだろう。

 あくまでも政治形態としての論理に過ぎないが・・・。

 大阪府知事橋本とその首長政党である大阪維新の会による画策は、民主主義を破壊する行為として歴史に悪名を残す事となるだろう。

 民主主義の論理から言えば「国を愛しようがしまいが」それは自由である。

 そして『「君が代」斉唱時に起立しようがしまいが』それも自由である。

 そしてこの自由を保障するのが民主主義の原則を忘れないで欲しい。

 決して、「国を愛する」事を否定するつもりは毛頭ない。

 愛する行為は「決して誰かに強制されるものでは無く、自らの主体的な行為」なのである。

 「愛する事を強制」してもそれは無理な話しであり、心の中まで為政者が立ち入る行為は不可能だ。


 また法を心の中まで入りこませ職業を奪う事の破廉恥さを自覚すべきだ。

 大阪の橋本や大阪維新の会は、法によって心まで支配する事の異常性さに気付くべきである。


 更に「愛国心」の客体たる「国」とは何を指すのかをよく考えるべきだ。

 「国」を「政府や霞が関の官僚」と定義するならば、福島第一原発事故で避難すべき範囲を、東京電力という巨大企業の賠償額を減額させる為に、危険地帯に国民を「安全」と称して住まわせ、生命・健康を脅かしている連中であり、決して彼らを「愛する」事はできない。
 
 翻って海外の例を挙げてみる。

 北朝鮮に置き換えれば、北朝鮮の民衆に対して「愛国心」を強要する行為は「金正日を愛せよ」という話しとなる。

 また中国では政治形態として中国「共産党」以外の政治・宗教結社以外の議会参加は許されていない。

 そのような一党独裁国家において「愛国心」とは『中国の民衆に対して中国「共産党」を愛せよ』という話となる。

 他の独裁国家も同様である。

 あらゆる独裁国家に共通する事は心まで支配し、特定人物・特定政党・特定宗教等を民衆に対して愛する事を強制する点にある。

 つまり、「愛国心」とは為政者が自らの権力を強化する為の支配形態の論理であり、フツーの庶民からすれば様々な思想・信条・信仰を奪われる事となり、権利の侵害・剥奪以外なにものでも無い。
 
 自分は民主主義社会、つまり法により様々な権利が保障されている社会を望む。

 日本国内において法の最高法規なのは日本国憲法である。

 少なからずの人達は日本国憲法をQHQにより押し付けられたものであり、無効だと主張する。

 確かにGHQの占領下のもとGHQにより作成された憲法であれど、その妥当性の有無を議論するにあたり、その内容で判断すべきと考える。

 「自主憲法制定」が自民党の党是だが、「単に自主的に憲法を制定する行為自体を目的にしているのか?」「日本国憲法の内容自体に問題があるとするのか?」定かでは無い。

 自分は憲法の内容に一部受け入れ難い条文があるとは考えるが、国民の権利条項に対しては賛成し、為政者に対して遵守する事を要求したい。

 とりわけ下記条文が為政者により既に蹂躙し尽くされている点を重大視している。


日本国憲法

 第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 


 第20条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
  
 2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

 3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。 

 
 第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
 
 2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。 


 第22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

 2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。国籍法 


 第23条 学問の自由は、これを保障する。


 第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。


 第28条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。


 第36条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。


 等々・・・・。

-------------------------------------------------------------------


 権力の座にある者達が、国の最高法規たる憲法を反する法律を作成したとしても、その法律自体無効なのだが、その法律を有効として処罰する行為がまかり通っている。

 このような国家を「法治国家」とも「民主主義国家」とも言えない。

 そして「そのような国を愛せよ」という強制に対して拒否する。






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